前回と同じくマニラ国際空港から関西国際空港までセブパシフィック航空を利用してみた件について、経験談と忘備録として紹介しようと思う。
マニラ国際空港から関西国際空港までセブパシフィック航空を利用してみた件
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フライト詳細
出発 | 到着 | 所要時間 | 使用機材 |
15:05 | 20:00 | 3時間55分 | A320 |
チェックイン状況
予め出発前にセブパシウェブサイトを覗いたところ、どうやら今回は前回とは異なりWeb Check-inが出来るみたいなのでそちらを試してみるのも良かったんだが、現地の自動チェックイン機を使ってみたいというのもあってあえてWeb Check-inをせずに向うことにする。前回はスカイスキャナー経由Kiwi.com経由の予約、今回は直接セブパシで予約を取ったところが違いなのだが、これがWeb Check-inが出来る出来ないとの関係は不明。
早めに到着
用心の上に用心を重ねてアンヘレスを出発したのが午前9時。もちろんバスを使う手もあったのだが帰国後即仕事ということがあり、体力温存も考えてここは超贅沢のハイヤーを手配した。お願いしたハイヤー会社は『さくらハイヤーサービス』さん。前回お世話になった時、小トラブルがあったのだが、親身になって対応してくださったので今回も選択。値段もそこそこでオールコミコミでの値段設定も楽だったので。ハイヤーでのイン・アウトを考えておられる貴兄は選択肢の1つとしてどうぞ。
そんなこんなでNAIAのターミナル3に到着したのが11時半。メチャクチャ早く到着しちゃったじゃねぇか、と思っていると、意外にチェックインが既に開始されていた。これはありがたいとばかりに早速自動チェックイン機を試す。もちろん問題なくチェックイン完了。しかし自動チェックイン機から出てきた印刷物には『やっぱりカウンターに寄ってね』的な文字。まぁそれも想定内なので行列を探してみると、これも意外に『チェックイン』の窓口とは別に『パスポートとビザチェック』だけの窓口があり、そこは行列無し。結局今回の場合は預け荷物無しと自動チェックイン機の組み合わせが出来たのでさくっとチケットが貰えた。
ガッツリ時間が余るも・・・・
前倒し前倒しのスケジュールに上手くハマったおかげで、少し時間に余裕が出来た。ということで早速昼食を兼ねてターミナル散策へ。
食事を出来る店は結構ありそう。
ラーメン凪。もしかすると渋谷に住んでいた頃に有名になった店かも。名前が一緒だけど本当にそうなのかは不明。
サムライの名前がついててハラルか。で、日本とフィリピンのフュージョンとか。どんなのが出てくるのやら。
結局行き着くところはJollibee。そう言えば今回の訪比期間でまだ食べてなかった。チキンとスープとご飯&コーラ。付いてるグレイビーソース的なのがベタに旨い。
そんなこんなで最低Jollibeeはあるので、節約旅の方でもJollibee値段さえ腑に落ちれば食事は可能かと。
出国の荷物検査にて・・・・
程よい頃合いを見てイミグレ&手荷物検査へ向う。ココでちょっとした出来事が。
荷物をX線に通して自身はゲートをくぐってはいOK,というところで、数名の係官がなにやら画面を指さしながら打ち合わせている。んー?なんだっけなー?ペットボトルのお茶とかは・・・入れてねぇよな?あとは・・・・シシグの缶詰めか?もしかしたらドライマンゴー?ま、洒落にならんのは入ってる訳ないので係官の出方を伺う。
係官はキャリーバッグを開けてみて、という。素直に応じると中をゴニョゴニョ。余計なものを入れられる事だけは避けなければいけないので、こちらから積極的に中身を出して出来るだけ触らせない様にだけはする。(ココ結構重要)
で、係官が一瞬止まってニヤッとして指さしたのが『自転車のワイヤーロック』だった。
コレはホテル等に荷物を置いておく時等に、防犯対策、というか、防犯意識を見せつけるためにキャリーバッグと固定物をつないで置く為に使うものとして持っていたのだが、コレが気に入らなかった様だ。こちらとしては何度もコレをもって飛行機に乗ってるし、何故?と尋ねると、身振り手振りで『首を絞める』ポーズをする係官。あー、なるほどね、機内でマンイチのテロの道具になる可能性があるから、って感じなのかな。まぁ言わんとする事はわかる。でもちょっとだけゴネてみよう、ダメならほかしたらいいさ、位の感覚で『それ位勘弁してくれよブラザー』と言ってみる。係官は『ダメなんだよねー、危ないしさー。』といいながらもさほど怒ってる感じも無い、切羽詰まってる風でもない。もうちょっとゴネてみよう。『これまでも何回も通過してるしさー、こんなもん位でマズイならベルトでも同じじゃん』とかいう感じでやり取りすると・・・・
係官が手のひらを出してきた(笑)
おめぇさー、セコいおねだりかよ。空港は比較的綺麗で安全になってきたイメージなのに、やっぱり着地点はそこかよ(チョイ怒)
ということで、『えー、ブラザー、さっき全部両替しちまったよ、無理な話だぜ。』というとアッサリ『もぅ面倒だし行けよ』と鼻で笑いながら立ち去ろうとした。でもここで終わらしたらつまんないので、
『あ!!そうそう!!ボクちゃんコイン残ってまちゅ。コレギブゆーNa』
とわざと大きな声で小銭入れから十数枚のコインを出すと、周りの目を気にしてかのか、心底苦笑いして『もうあっち行っていいよ』という顔で担当場所へ戻っていった。
笑い話っちゃそうなんだが、やっぱりこの国は今一度脇のシメ具合は重要だな、という出来事だった。
ゲート前から搭乗口へ
ちょっとしたすったもんだはあったが無事制限エリアに入る。といってもまだまだ時間はあるのでチョイと1杯のSML。60PHPなので高いっちゃあ高いが、別の店では100PHPとかもある様。どのお店というのは説明しづらいので各自でお願いします。イミグレを過ぎて左に行き、十数メートル位にあるカフェの様なイートインの様な感じのとこです。
搭乗口へ・・・・
グダグダと時間を潰して漸く搭乗。今回も席指定だけは取っているのでさほど急がず、でも席上部の荷室を先に確保されないようにそこそこ早めにチケットチェックをうける。で、通路を歩いていくと・・・・まだ搭乗口が開いてないみたい。ここで再度並ばす事によって素早く機内に乗客を詰め込めるのかね。でもここで十数分待たされるのはちょっと疲れるなー。
機内にて
今回も1番後列。セブパシは壁との間にちょい隙間があるのでシートがほんのり倒せる。下にはCAさんの荷物がこっそり?置いてある。
逆の一列は今回空席。わざわざ費用払ってまで一番うしろは人気無いのかなー?
丁度関空手前で夕暮れ。色々あった今回の旅も終わり。また行くけど、と心の中でつぶやく。
まとめ
セブパシ自体の使い心地は前回同様良好だった。しかしターミナルのクダリは気に留めておく必要があるかと。私の体験した範囲ではハイヤーから降りてすぐ、空港内に入る際のセキュリティチェックの列をショートカットして横入りするため?の怪しいポーターと、今回の様な荷物検査の係官。私のパターンだけではなく、中に弾薬をすっとねじ込んだりする、というのも聞いていたが、実際におねだりを体験したことが無かったので、今回は経験値を1つ上げられたと前向きに考えています。みなさんもお気をつけて。
※紹介は当時の状況報告なので、読者の方が記事参照される日時とでは変更がある場合があるのを了承頂きたい。
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