タコ店長のアジア夜旅報告書

アジアを中心とした大人の夜旅と、ガジェットいじりの報告。たまに料理の事など・・・

Amazonで購入したタイのキャリアが販売しているSIM2Flyが便利だった件(続編)

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先日Amazonで購入したタイのキャリアが販売しているSIM2Flyが便利だった件について新たに進展があったので紹介しようとおもう。

Amazonで購入したタイのキャリアが販売しているSIM2Flyが便利だった件(続編)

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きっかけ

ウチの店で働くバイトちゃんが香港に旅行に行く際、ポケットWi-Fi代わりに貸したSIMフリーiPhone&タイの方用アジア周遊トラベルSIM(顛末はこちらを参照)。ちゃんと現地で使えた様で喜んでくれたのは良かったんだが、手元に戻ってきたiPhoneからSIMを抜こうとしながらふと考えた。『このSIMってトップアップ(チャージ)できないのかな?そしたら次に自分がアジア旅行に行くときにもつかえんじゃね?』と思い立った。
早速ググ様に問い合わせると、どうやらいくつかの障害をクリアすれば出来る可能性が高そう。
これはおもしろそうだ、ということで試しにトップアップしてみたり、実際に周遊プランに申し込んでみたり、フィリピン現地で使ってみたり、ということをしてみた。
※ちなみに使ってみた元ネタのSIMは以下のものになる。
アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール 日本 SIM2Fly

言い換えればこれを再利用出来る方法をさぐってみて、実際に試してみた、というわけである。

まずは下調べ

ともかくこのSIMを有効に利用するにはどういった手立てがあるのかをググ様に問い合わせると、わかってきたのが以下の点。

・SIMには賞味期限?の様なものがあり、SIMにトップアップするとその賞味期限が伸びる(らしい)

・どうやらキャリアの正規のページではトップアップが上手くいかない(らしく)
クレカもタイのクレカでないと切れない(らしい)。
なのでトップアップのカード(リフィルカード)を手に入れるか、またはトップアップ業者というのがあり、少々の手数料を払ってそこを通すとトップアップ出来る(らしい)

・トップアップした上でプランに申し込むSMSを送信すると利用可能(らしい)値段はアジア周遊で299B(らしい)

まーよくもこれだけ(らしい)が並んだもんだが(汗)

早速自分のSIMの賞味期限がどうなっているのかを問い合わせる方法を探ってみたところ、キャリアのウェブサイト内に自分のSIMの電話番号を入力する部分を発見。
入力して『LOG IN』ボタンを押す。
すると自分のSIMの現在の状況を示す画面が表示された。
※画面は記事の後追いで画像を取った為に、少々の残高と賞味期限の日付が伸びた後のデータになっている。

ふむふむ、とりあえずはこの画面で残高と賞味期限は見られる様だ。

次にトップアップ。先達の方々のサイトには『キャリアのウェブサイトではトップアップができない(クレカが弾かれる)』ということだったのだが、念の為ウェブサイトのトップアップができそうな部分をクリックして進めていったのだが、クレカの入力をしてOKボタンを押すと、やはり弾かれた。ということは、やはり先達の方々と同じ方法を試すのが良さそう。

パターンとしては2つあるようで、トップアップカード(プリペイドカード、リフィルカード)を手に入れるか、またはトップアップ代行業者にお願いする、という方法があるようだ。
リフィルカードは現地の友人に頼んで買ってきてもらって、メッセージアプリで削った部分を写メって送ってもらうという方法もあると思うが、今回は全部自力で解決出来る方法をとりたいのでとりあえずパス。もう一方のトップアップ代行業者を使う方法を取ることにした。リスクとしては安心できない業者のウェブサイトでクレカ情報を入力しなければならないことがリスクかとおもうが、こればかりはハズレをひいてしまったら仕方ないし、ある程度はカード自体の保証も効くのでこの部分には目をつぶる事にした。

トップアップ代行業者

私の見つけた業者はココ。先達の数名の方が同じ業者を使っておられたので私もココを選んでみた。
どうやらタイ国内のキャリアへのトップアップ全般を扱っている様。
トップアップ方法は
1 自分の電話番号を入力
2 トップアップする金額をカーソルで選ぶ
3 クレカ情報を入力してOK
となる。詳しい方法は・・・・・ググ様に問い合わせたら先達のどなたかが書かれていると思うのでそちらを参照してくださいな。

ともかく最初は不安(と猜疑心)でとりあえず最低限の50Bをトップアップしてみて、再度AISのウェブサイトから残高を見ると・・・・・ちゃんとトップアップされていた。また、賞味期限もちょうど1ヶ月伸びた日付になっていた。
トップアップする際にかかった費用が50Bの5%、つまり請求額が52.5B。直接入金できればココが削れるんだが、探した中では無理っぽかったので、代行費用として考えよう。

再利用の金額


無事にトップアップが出来る事が確認できたので、次は料金体系を調べる事にする。
ま、これは簡単でAISのウェブサイトにそれっぽい記述を見つけることができた。値段は先達が示されていた様に299B。※2018年6月頭現在。注意書きで6月末まで、という但し書きがあるので、この日付以降どうなるかは現時点では不明。
現在のレートでいえば1000円前後ってとこかな。つまりこのトップアップ&再利用が上手くできれば、新品を買うよりかは安く仕上げる事が可能だ。
というわけで残高が299Bを超える様に再度トップアップ業者のサイトにログインしてトップアップをした。

アドオン(再度周遊トラベルプラン申し込み)方法

次にトップアップした残高を使って、アドオンする。
方法は
電話発信画面→*111*354#をタップ→発信
でOK。数秒後にAISから申し込み完了して海外で使える様になったぜ、的なSMSが届いた。
試しに適当なWeb Siteを開いてみると、それまではWi-Fi経由でしか動いていなかったスマホがWi-Fi無しで動くようになった。ちなみに日本ではSoftBankがローミングキャリアの様だ。※この作業は出発2日前に日本にて行った。また、写メを見て気づかれた方もおられるかもしれないが、アドオンする前でもSoftBankのアンテナは掴んでいる。つまり繋がる繋がらないは別にしても、AISに発信番号を利用したシグナルを送ることが出来る状態になっていたと思われる。あくまでも予想だけどね。

まとめ

とまぁ無事に回線を確保出来たわけだが、ちょっと注意点等。

ひとつめの注意点としては、前回の投稿でも書いたが、『タイキャリアのSIMを日本で設定して、タイ以外の国で使う』ので、状態としては『データローミングをON』にするところだ。普段はこの設定、禁断の設定変更とも言われる部分で、日本のSIMが入った状態でココをONにし、海外へ持ち出すと、俗にいう『パケ死』を食らう部分だ。そこを敢えて変更するというところに戸惑いと、帰国に設定を戻す事を忘れない様にするところが注意点かと思われる。

ふたつめは、『日本で設定確認が出来るのが一番の利点』なので、『現地SIMを手配する』費用より割高になる場合もあることだ。実際今回は約300B=1000円の出費でフィリピンの回線を確保したわけだが、現地でSIMを手に入れて、自分でロードを購入し、プラン選択をすれば、同程度の事が200PHP=400円位で可能だ。今回私がこの方法をとったのは複数のスマホの回線を確保する必要があり(友人に貸してテザリングするため)、また、現地空港等でSIMを手配している時間が取れない可能性があったため、さらに言えばBlogネタの足しになるかな(笑)ということからやってみた。なのでギリギリまで費用を削るならば現地SIMを手配する等の方が安い場合があると思うので、訪問地のSIM事情と照らし合わせることが必要かと。でも複数国に周遊する様な場合なら、手間も考えるとカナリ使えるSIMなんじゃないかと思われる。ま、ご自分の旅のプランと形に照らし合わせる参考にしてくださいな。

アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール 日本 SIM2Fly

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プロフィール

タコ店長

タコ店長

アラフォーど真ん中の零細小売店主。アジアを中心とした夜旅の忘備録と情報共有を目的としています。超安中華製ガジェットをたまに買うのも好きです。