先日Amazonで購入した『タイ人がアジア周遊旅行する時に使うプリペイドSIM』が他の国(今回は香港)への旅行に便利だった件について紹介しようとおもう。
Amazonで購入した『タイ人がアジア周遊旅行する時に使うプリペイドSIM』が他の国(今回は香港)への旅行に便利だった件
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きっかけ
ウチの零細小売店で働くバイトちゃん&元働いてくれていたバイトちゃんの二人が海外旅行へ行ってくると言い出した。初海外旅行。香港弾丸2泊3日。さらにありきたりのツアーではなく、自分たちで『インスタ映えさがし』の旅をしたいという。そんな相談をされた折、色々エアチケットの手配だの、ホテルの手配だのを教えてあげている中で、『そういえば現地でインスタをアゲるのに、今の私のDocom○のiPhoneでどうやったら出来るんですか?』等というトンチンカンな(汗笑)質問が出てきた。
まぁそりゃあそうだな。私はバックパック時代からいうとまぁまぁの回数海外へ行ってるので、スマホはおろかケータイさえ無い時代からいろんなところへ行って、回線の無い状態も経験しているし、その後いろんな経験を経てWi-Fi、回線等の手配などもある程度は出来る様になった。現在では海外(香港)で購入したSIMフリーiPhone5Sを持ち、各現地でSIMを購入してセットアップ、というのがパターンになっている。
そんな折、最近友人のツテでDocom◯キャリア機だったiPhone6SをSIMフリ化したものを安価で譲ってもらった事もあり、コレをバイトちゃんに持たしてやって、テザリングさせると安くあがるな、と考えた。
しかし彼女達は初海外、初香港、初フリープランツアー、という初物づくしなので、現地でSIMを購入してセットアップしてもらって、Wi-Fiを繋ぐ・・・というのは結構ハードルが高いかも、とも思っていたところ、私がいつも参考にさせてもらっている某先達氏のBlogに
『タイのキャリアが提供している、タイに住んでる方の為の、タイ以外のアジア周遊向けのSIM』
があるという紹介を見つけた。
コレを上手く利用すれば、日本でセットアップ&開通確認も出来て、香港現地でも作業の必要が無くなる、というとても都合の良いSIMになるのでは?と考え、早速Amazonでポチってみることにした。
開封の儀
今回購入したのはコレ。タイのAISというキャリアが発売しているSIMになる。私の解釈としては
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『タイに住んでいる人が』
『アジアへ旅行する時に(周遊旅行含む)』
『1枚のSIMで』
『各国のキャリアへデータローミングが出来る』
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といったところだろうか。※細かく正確な意図ではないかもしれませんので悪しからず。キャリアの公式ページはココをクリックすると詳しく書かれているので参考にしてほしい。
届いた現物はパッケージを省いてSIMが埋め込まれているプラスティック製の台紙。パッケージは省かれているが、おそらくタイ語と英語の説明パッケージと思われるので必要なし。別に日本語で書かれた一枚の手作り説明書が入っているので設定はそれで問題なさそう。さらにもう一枚、スマホではなく、ポケットWi-Fiに使う時のTipsが書かれた説明書も入っていた。
SIMカードの台紙にはうっすらと切れ目が入っていて、もちろんナノSIM,マイクロSIMにも対応している。カッターナイフや専用工具無しでも簡単に必要な大きさに出来る様だ。
セットアップ
SIMが入荷してからバイトちゃん達が出発するまでに1週間程あったので、一旦保管しておく。このSIMはアクティベーション、というか、使い始めてから8日有効なので、逆算して出発直前にテストを兼ねたセットアップをすることにした。私のiPhone6S docom◯版改SIMフリー化の本体にSIMをセットしてみると、何の操作もせずともS◯ftBankの電波を掴みだした。つまりこの時点で『Doco◯o版iPhoneをシムフリ化してS◯ftBank』の電波を掴む事は間違いなく出来ている、ということも判断出来た。
キモはデータローミングON
次に設定をするわけだが、ココでキモになるのが『モバイル通信』設定の『データローミング』をONにする、というところかと思う。普段海外旅行に行く際には、海外パケ放題契約をしないで、ここをONにしてしまうと俗に言う『パケ死』を喰らう訳だが、このSIMの場合は、日本の回線(今回の場合はS◯ftBank)を掴んで通信している時点でSIMキャリアの所在地がタイなので、『国外でローミング使用する』という考え方になる。この部分がキモになる設定と思うので、理解して設定すると良いと思う。
ともあれ、『データローミング』をONにし、さらにテザリング設定(iPhoneでいうところではインターネット共有)の設定を行い、別の端末から接続を試すと・・・・さっくり問題なく動き出した。
バイトちゃんの端末から自分で接続させ、方法も覚えてもらい、マンイチの現場でのトラブルにも備える事が出来た点が今回の場合大きなアベレージとなったと思う。
まとめ
数日後バイトちゃん達は無事香港に出発し、空港到着してすぐにLINE連絡も送ってきたので一安心。その後楽しそうに『映え』た写メを送信してきたので万事うまく行った様だった。
帰国後話を聞くと、観光途中でモバイルバッテリーをホテルから持って出るのを忘れた事に気づいてリアルタイムでは『映え』る写真をアゲられなかった、とかいうズッコケなことはあった様だが、用途としては十二分に使えたとのことだった。
値段的には現地で買うよりかは少々高くなってしまっているのは仕方のない事だが、機械に疎い、や、現地でこういったものを買うのにハードルの高い相手に、日本でセットアップまでさせて持っていかせることが出来る、という点では結構使い勝手はいいのかも。たとえば自分の両親や知り合いのシニア世代に持って行かせたら連絡手段を確保出来る等かなと思う。
ただ、意外に気づかない注意点としては『タイキャリアのSIMだが、旅行用のSIMなので、本国タイでは使えない』というのが1番大きい注意点ではなかろうか。あと、どうやらベトナムも対象国に入っていない様なので、使用できる国については注意が必要かな、と思う。
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