Amazonで買ったLOVE MEIの iPhone 5Sケースが意外にイケるパチモンだった件

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先日Amazonで買ったLOVE MEIの iPhone 5Sケースが意外にイケるパチモンだった件を紹介しようとおもう。

Amazonで買ったLOVE MEIの iPhone 5Sケースが意外にイケるパチモンだった件

きっかけ

まずこのポストを語る上ではパチモンと本物の話をしなければならないと思う。

話は長くなるが・・・（レビューだけをお読みになりたい方は目次でアンボックスの儀までバッサリ飛ばしてください）
私の現在のスマホはiPhone5Sだ。(2018年初頭現在)こいつを手に入れたのはたしか2014年の3月末。その前に使ってた某メーカーのandroid端末のバッテリの持ちの悪さに振り回されていたが、唯一値打ちがあったのが『防水機能』だった。私は長風呂なので、入浴中に音楽を聞いたり、Webザッピングしたりを浴室で出来るのがありがたかったのだ。しかしこのAndroidを大事に使い続けていた2年経とうとしたある日、契約キャリアから『来月からアンタの通信料金上がるよ。端末購入代サポート切れるしね。新しい機種に変えた方がいいんじゃね？』的なメールが届き愕然。なんでやねん、我慢しながらも大事に使おうとしてたのに、使い続けたほうが高くなるってどやねん。とツッコミどころ満載だったんだが、兎にも角にもAndroidを使い続けるのがアホらしくなって機種変更を決意。周りの友人はみんなiPhone。ホントは欲しかったんだが天邪鬼でAndroidにしていた。でも今回のバッテリの持ちの悪さでAndroidとは決別し、世の中に迎合する形でiPhone5Sを購入することになった。

しかしいPhone5sには大きな欠点が。『防水じゃない』じゃん。お風呂での楽しみが減る。そんな悩みを持っている時に友人の一人が紹介してくれたのが、『LUNATIK社のTAKTIK EXTREME』という製品（ケースカバー）。なにやらMILスペックで落下や水没なんのそのでiPhoneをガッチリ守ってくれるとのこと。友人が自分で使っており、お墨付きだという話。但し・・・・15000円（確かそのくらい）。高い。でも今までのAndroidとは違いヤワなiPhone、それくらいのプロテクトをしてでも大切に使おう、という気持ちでダイビングキヨミズで購入。

それから4年近く。一度も故障も無く、水没させること数回。手から滑り落とすことは数知れず。それでも頑丈にプロテクトし続けてくれたのがTAKTIKだった。iPhone5S自体は名機で4年経ってもまだ全然現役で使える。しかしそれだけ経つとやはりTAKTIKケースカバーのゴムの部分が劣化しだし、充電口のキャップが取れてしまい、さらにはホームボタンの部分にひび割れが発生してきた。これはどう考えても防水機能は無くなってしまっている。お風呂の湯気だけでも心もとない。でもiPhoneはまだまだ使えそう。でももう一度同じTAKTIKを買うだけの小遣いも思い切りも無い。そんな色々な思いが交差している時に見つけたのが今回購入した『LOVE MEI』のカバーだった。どうみてもTAKTIKのパチモン。デザインは激似。というか丸写しに近い。しかし値段はTAKTIKの6分の１。どう考えてもTAKTIKと同じ機能を求めるのには無理がある・・・・ハズ。色々悩んだ挙句結局怖いもの見たさ半分のつもりで購入することにした。

アンボックスの儀

発注から約10日、漸く届いた箱はありあわせの段ボールの感じ。コレは私の好きな中華直送製品の香りがプンプン漂う（笑）当たりとハズレが見事に出るパターンだ。早速段ボールを開封すると、出てきたのはポリカーボネイトのパッケージが一部裂けた製品。ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ダメダメパターンか？？！神経質な購入者の方ならこの時点でアウト。でも私はパッケージなんか捨ててしまうだけのものなので別に気にしない。

ちなみに写真2枚目が正規品？のTAKTIKのパッケージ。ポリカパッケージの厚さからして全く違う。

開封していくと、裏側はこんな感じ。説明書が上下逆にいれてある粗雑なパッケージング。いいねー。激安中華の気配満開。

ボルトを抜いてケースを開いてみる。写真を撮り忘れたが、ビスの長さがTAKTIKの半分以下。中にはストラップや予備ビス、ウェットティッシュ的なものも入っている。無用におまけがついている。

装着してみる。お？パチモンのクセに結構フィットしてる。ビスも無理もなくズレも無くキッチリ収まった。コレはナカナカ良さげな予感。

2つの内側部分を比べてみると、LOVE MEIには蜂の巣状のリブになっている。軽量化の為か、強度の為か？？

使用感

結論から先にいうと『出来過ぎのパチモン』である。私の要望である『お風呂の湯気程度の耐水性』と『少々落下させてもびくともしない堅牢性』は充分クリアだ。水没に関してはまだ試していないし、そこまで期待してもいけないし、落として故障してしまったら、その瞬間に新しい機体を買うきっかけだと割り切っているのでそこは問題なし。
難をあげるとするならば重量。TAKTIKのほうは220ｇ前後（iPhoneを含む）のに対してLOVE MEIは250ｇ位。コレは私の考えでは堅牢さとトレードで重くなると割り切っているので問題なし。裸のiPhone（112g）からすればどちらに転んでも『無茶苦茶重い』という事だ（笑）ジーパンのポケットに常時入れるのはおそらく不可能、セカンドバッグかボディバッグ、背広の内ポケットに入れられるとは思うがおそらく肩がこるだろう。でも裏を返せばそれだけ堅牢さを持っているといえる。

まとめ

今回の『LOVE MEI』の購入は総合的にみて『大当たり』だったと思う。現在の愛機iPhone5Sを引き続き守ってくれる事もあるし、さらにいうとLOME MEIシリーズはどうやら『iPhone6』以降、『iPhone X』対応のケースも有るようなので、ゆくゆく後継機を買うことになったとしても、ケースの候補の1つになると思う。
いやー、それにしても期待度ゼロ、もしくはマイナスからのスタートでこういったお宝商品を探すのは楽しい。たしかにハズレも多く、届いて数分後には処分するのに困ることも多々あるのだが、今回の様な当たりを引くのがたまらなく楽しいので中華ガジェットを買うのはやめられない。