タコ店長のアジア夜旅報告書

アジアを中心とした大人の夜旅と、ガジェットいじりの報告。たまに料理の事など・・・

2018年梅雨時期にアンヘレスウォーキングストリートのクラブアトランティス(Club Atlantis)で一悶着あった件

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2018年梅雨時期にアンヘレスウォーキングストリートのクラブアトランティス(Club Atlantis)で一悶着あった件について紹介しようと思う。

2018年梅雨時期にアンヘレスウォーキングストリートのクラブアトランティス(Club Atlantis)で一悶着あった件

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場所

アンヘレスの歓楽街の中心ウォーキングストリートの西の入り口付近にあるバー。収容人数と嬢の数はウォーキングストリートの中でも1,2を争うと思われる大きさ。※この投稿は夜旅な表現が一部に含まれます。また派手な遊び方の表現が入っていますので現場では楽しかった事が単語にするとアホっぽかったり下品になったりすることも多々あります。不快に思われる方はさくっと読み飛ばしてくださいm(_ _)m

アンヘレス初心者の友人にインパクトを

到着した夜、夕食も一通り終わってさてどこから攻めようか、という話になった。やっぱり嬢の数と店の大きさのインパクトがある方が良いかなと思い『クラブアトランティス』に行くことにした。ところが当日は結構なカスタマーの人数で、ちょっとゆっくり出来る感じではなかった。その為さらっと見回る程度にして店を後にした。

ペラ撒きを楽しむ友人

ところが次の日。友人の一人が
『あの一番最初に行った店、なんかお金投げてたよね!アレっていいの?』
と聞いてくる。
『そやねー、あのお店は特にそれをやる人たまにいるね。店の形状も3階建てになってるから投げやすい感じやしねー』
『じゃあ今日はもう一回あそこに行きたい、アレやってみたいねん!』というリクエストになり、再訪することになった。
私自身はあの遊び方はちょっと苦手で、自らすることは無いんだが、まぁそれは私の嗜好なだけで、友人がやりたいというなら案内は問題ない。彼自身が稼いだお金を景気よく投げるわけなんで、嬢たちにとっても嬉しいことには違いない。ということで店内に入り早速2階へ。
友人は結構日本語達者な嬢を捕まえ、彼女にペラ撒きをやりたいということを伝えた様。
彼女は早速キャッシャーへ向かい、両替をしてきたようだ。その他にも嬢が何人かつき、肩をもんだり腕をマッサージしたりなんだりしてチップをねだったりしていた。

次第にエスカレートして

私は彼が座ったソファー席の後ろのスツール席で後ろから友人のペラ撒きを眺める。横にはちょっとポッチャリの嬢が一人つく。一杯奢ってくれという彼女の申し出だが、私はこの店で選ぶ感じでは無かったので、最初は『アコ、ワラン、ペラ(笑)奢らなーい』と言っていた。しかし友人が結構ノリノリになってきて、もう少しこの席に居ることになりそう、という感じになってきたので『SLDだけだぞ』と、ケチな事をいいながらとりあえず1杯奢ってあげた。友人は2回目、3回目と横についた嬢に両替に行かせ、大盛りあがりになってきた。直接お札の固まりを天井に向けてなげるパターンや、手裏剣の様にするパターン、フーセンにお札をくくって飛ばすパターン、そのフーセンをパチンコの様にしてお札を丸めて飛ばす等など・・・・・ま、友人が楽しんでいるんだからアテンドしたかいがあったというもんだ。そうこうしているうちに私は横のポッチャリ嬢とも一言二言話しつつ、時間がすぎていく。

ちょっと気をつけて

そんな友人の遊びを眺めつつ、ポッチャリ嬢と他愛もない話をしている中で、嬢がポツリと言ってきた。
『アナタのトモダチ、リョウガエ、キヲツケル』
正確には文章はちがったかもしれないが、そういった内容の事をつぶやく。
『?どういうこと?』と尋ねると言いにくそうに、または日本語が難しいから??わからないが、要は『両替のときにちょっとおかしい動きがある』ということらしい。『ワタシミタ。3000ペソ、リョウガエ、アト、2000』とかなんとか。
???
なんか嬢の表情とかも照らし合わせると、ちょっと意味がわかってきた。
どうやら、日本語堪能嬢が1000ペソを小額紙幣へ両替しにいったときに、いくらかくすねていると言いたい様だ。
ただ、私自身がそれを見届けた訳じゃないし・・・・まぁとりあえずは次の両替からは私が行くことにしよう。お、友人がトイレに行く様だ。一緒にトイレに入る。
『まだペラ撒きする?やるなら、両替に関してはボクが行くから言うてくれたらいいよ。』
『うん、わかった。でもなんで?』
『ボクが見てないんで確定やないんやけど、両替しにいくときにちょっとチップを抜いてる可能性あるし』
『そうなんや。別に投げるんやから結局は一緒やけど、勝手に抜くのはちょっと筋違いやな。まぁほなら両替は頼むわ』
ということで、私が行くことに。

ちょっと道理がちがう

そんなこんなを繰り返していると、また友人がトイレに行くタイミングがあった。私もたまたま一緒に行くタイミングで、入れ違いに友人が席に戻っていった。私も用を済ませて戻ってみると・・・
『ちょっと待って。さっきここに置いていた札束、すくなくとも数十枚はあったやん、でもなんで戻ったらなんで数枚になってるねん!』と友人。
ちょっとその周りの空気が凍りつく。
私の横にいたポッチャリ嬢は私の目を見てニヤリ。
あー、なるほど、そういうことね。ポッチャリ嬢と日本語堪能嬢は派閥?!が違うっぽいのかね。で、友人の周りについて肩をもんだりしていたのは堪能嬢の派閥っぽいね。
そういったことがおぼろげに見えてきた。
日本語堪能嬢はちょっと半泣きな顔で私に通訳を依頼してくる。
『ワタシシラナイ、ワタシワルクナイ、コレイジョウオコラナイデ、キゲンナオシテ』などなど・・・・
私は
『わかった。彼には機嫌なおすように伝える。あなたは、あなたが悪く無くとも、周りが勝手にチップを持っていってるならば、あなたが注意しなさい』と追加で釘を打っておいた。

閉めるところは閉めて

友人もそこでちゃんと一度声をあげたあとは、それ以上怒りまくったり暴れたりということじゃなくその後も機嫌よくペラ撒きを続けたので、結果的にはそれ以上の事は無かった。
最終的にはウン万ペソ!?!を投げたので、店も嬢も本人も楽しめたからWin-winだったとおもう。

 

ペラ撒きに関しては賛否両論があるだろうし、私はそれを語る様な稼ぎも度量も無い。
ただ、両替したお札は全て最終的にはチップで投げられる事にはなろうとも、それを本人の同意なし、または済し崩し的に持っていくのはちょっと道理からは外れるし筋違いな部分になると思う。嬢たちからすれば生活がかかってるし、どうせ投げてしまうんだから一緒だろう、という考え方かもしれないが、やはりそこは一定の信頼関係とルールがあった上で楽しみたいものだ。

※何度も言いますが私はペラ撒きを肯定も否定もしませんし、嬢たちがチップをくすねたのか否かも100%ではありませんし、彼女たちを攻める気もありません。ただ、こういった体験があったということを私自身の忘備録として記し、そういったことが気になる方々であれば少し気をつけていただくネタとして頭の片隅に置いていただくと良いかと思います。

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プロフィール

タコ店長

タコ店長

アラフォーど真ん中の零細小売店主。アジアを中心とした夜旅の忘備録と情報共有を目的としています。超安中華製ガジェットをたまに買うのも好きです。