タコ店長のアジア夜旅報告書

アジアを中心とした大人の夜旅と、ガジェットいじりの報告。たまに料理の事など・・・

アンヘレスの某バーで出会った子の友達の話が少し切なかった件

calendar

2018年初頭に訪問したアンヘレスの某バーで出会った子の友達の話が少し切なかった件件を紹介しようと思う。

アンヘレスの某バーで出会った子の友達の話が少し切なかった件

嬢の友達

前回訪比時にお相手してくれた嬢。Facebookで連絡先を交換し、メッセンジャーでポロリポロリとやり取りを続けていたのだが、今回の訪比に合わせて最終日にお相手してもらう事になり、当日やり取りをしていると、 『夕飯行くのに友達を連れて行っていい?』との連絡。
あー、コレはテイのいい集りだなと思いつつも、最終日だし、ちょっとフンパツして両手に花もイイかな?それにバーの嬢であったとしても店から連れ出す訳じゃないのでBFも要らないだろうし、もし可愛かったらムフフ・・・等とセコい考えと下心を持ちつつ『OKだよ、一緒にご飯行こう』と快諾した。
集合時間は当初15時。14時半に連絡が入る。 『今準備してる。ちょっと遅れる。17時半』と。ピナあるある満開。狭いアンヘレスで2時間半遅れるって、準備どころか、今起きたとことかだろ(笑) まぁ私も昼間からダラダラバーホップしていて、もう少しホッピング調査したい店もあるし(笑)
そして17時ちょいすぎ。バーホップも佳境に入っていた頃にまたメッセージ。 『18時にはいける、どこで待ち合わせする?』とのこと。私の友人曰くは『最終、来ないってのもピナあるあるですよ(笑)、そうなったら夜の部でウォーキングストリート行きましょう』等と話しつつ、最終目的地に出来そうなバーを指定した。
そして18時。 『店の前についたよ、どうすればいい?』 おー、遅刻だったけど、ちゃんと来たじゃん。ということで店前で合流。馴染み嬢と再会を果たした。隣にはちょっと色白で東アジアに近い感じのシュッとした友達。おー、ナカナカマガンダ。半島系の方々の好みに合いそう。でも私はちょっとゾーンからハズレてる。逆に変な下心は無くせて馴染み嬢に集中出来るな。 ということで早速夕食へ向うことにした。

姉妹の様に

馴染み嬢は21歳。馴染み嬢の友達は23歳。ちょっと年上だとのこと。色々話を進めていくと、どうやら同じドミトリーで暮らしていて、服を貸し借りしたり、ご飯を食べるのも一緒、たまに自分が実家に戻る時は一緒に行って、自分の両親、家族とも仲が良く、本当の姉妹の様な関係らしい。そういえば食事をしている最中に、私の小皿に食べ物が無くなるのに気づいたら、馴染み嬢に『ほら、次の食べ物を入れてあげな』とか、私の盃の飲み物が無くなると『ほら、注ぎ足して』等、気配りを教えている風。馴染み嬢も慕ってる感じ。併せて気分もリラックスしているのか、クイクイ盃をあけている。まぁ馴染み嬢がこれだけ気分をほぐして愉しんでいるのなら、一緒に誘ってあげて良かったな、とカモネギ感満開で色々話す。

アクシデント

さらに話が盛り上がってくると、馴染み嬢と友達で盛り上がりだす。まーカモフラグ確定だな、と思いつつやり取りを見ていると、友達はちゃんと私にもわかるように英語で話してくれだす。つられて馴染み嬢も英語で私を話の輪に入れようとしてくれる。
聞くと友達は現在妊娠1ヶ月半らしい。へ?バーガールが仕事なのに??まぁバーガールしながらも、イケメン(だけど働かない)ピノと付き合ってて、出来ちゃった、なんてありそうな話。でも聞いてみると・・・・

アクシデント』と。
うむ、わからん。結婚せず出来ちゃったは確かにアクシデントだが。

で、パパは誰よ?
ゴムがBrokenした
たまにある話だな。じゃあそれを機会に結婚だろ?それかパルパロか。
Customer
へ?
半島Customer
仕事で夜のお相手の最中にBrokenして、強引にそのまま続けられて、フィニッシュ

まぁこの街でこの仕事をしている限り、それは可能性としては無きにしもあらず。

私は思わず 『望まないベビーならば医学の力を借りたらどうよ』的な事を言うと
それはダメ。この子は神様から与えられた贈り物だから』と友達。
馴染み嬢は 『私も最初はそう言ったの。今ならタダの血。男の子でも女の子でもないと思う。だから、これからの事を考えたら医者の手を借りるほうがイイと。
意外に馴染み嬢は割り切りがいいんだね。
でもね、姉さんに教えられたの。これからの大変さも神様から頂いた贈り物なんだって
そうよ、私達もそのおかげで神様からの贈り物として生まれてきたの、それを人の手で左右してはいけないの
二人はとうとう手を取り合って泣き出す。

Hmmmfp… 宗教の差もあるだろう。でも望まない子であれば医学の手を借りる、という考え方も選択肢として有ると思う。さらにいうと、養う手立ても無いのに無計画に生むのは如何なものか、という考え方もある。でも自然の摂理に従うなら生まれてくるのを人間の手で人工的に止めるのもどうだろう。人口減少している私達の国と、増えていくだろうこの国。いろんな考え方が交錯するこの街で、彼女が選んだ道が、やがて幸せに繋がっている事を陰ながら応援する事だけが、私の出来る事かと。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

プロフィール

タコ店長

タコ店長

アラフォーど真ん中の零細小売店主。アジアを中心とした夜旅の忘備録と情報共有を目的としています。超安中華製ガジェットをたまに買うのも好きです。