2019年初秋に訪れたアンヘレス Hana Hotel 併設のレストランがリーズナブルだった件を紹介しようとおもう。

2019年初秋に訪れたアンヘレス Hana Hotel 併設のレストランがリーズナブルだった件

場所

ウォーキングストリートから西へ少し歩き、マルガリータステーション、JJマートを越えて夜間遊園地までの間。webでググるとRed Doorzホテルと出てくるが、現地ではどうだったか？記憶が曖昧で申し訳ない。その昔はHotel Genesisという名前だった様な記憶がある。Genesis→Hana→Red Doorzか？まぁその辺りは現地で確かめてほしい。下の地図の位置は間違いないです。

到着後1回目の食事のチョイス

クラーク空港から無事ホテルにチェックインし、さてこれから街へ繰り出そうかというところで時間を見ると18時。関西空港でブランチ代わりに飲み食いしたっきり何もクチにしていないということもあり、若い同行者達はもう『色気より食い気』状態。私もさすがに腹が減っていたのでサクっとメシを食おう、ということになった。アンヘレスでの一発目の食事、これから数日間いろんな食事をすることになろうとは思うが、まずは比較的日本人のクチにも合って、とりあえずガツガツむしゃむしゃ食べるのも良いんじゃないか、ということでサムギョプサル、それもUnlimited（制限なし、食べ放題）でコスパがスゴイところを同行者に体感してもらうのも面白いか、ということでHana Hotel併設のコリアンレストランへ行くことにした。

道中でいきなりの洗礼

ホテルから出発し、WSを西へ通り抜けて、左手にフィリーズなどを眺めながらどんどん西へ向かい、ちょうどセブアナ、サウススタードラッグか、レインボーKTV辺りだった辺りで、私の直前を歩く初心者同行者が『なんやねんこいつら？？』という声。次の瞬間、車道側から『◯×△■！！』と大きな声。私はのんびりよそ見をしていたのだが、その声ではっと同行者へ目を向けると・・・・

片手だけTシャツから出している『例の』ガキンチョ（高学年から中坊位？）が二人、道路側へパッと走り出したのが視線の端に。

『あ！ヤラれたか？！』

おそらくプロのスリ（プロのストリートチルドレン）が、同行者のボディバッグを狙って行動しかけたのだが、運良く車道にバイクに乗った警察官（らしき服装の男性）がそれに気づき、大声をあげてくれたので（ここで私が気づく）ガキどもは逃げ出した、という感じだった。
同行者にすぐ『持っていたものを確認して！パスポート、財布、スマホ、その他大丈夫？！』と言うと、『多分大丈夫です、チャックを触られた感はありましたが、開いていないです、ポケットには何も入れてなかったのでそれも問題なしです』とのこと。とりあえず未遂で終わったようだ。
後ほど聞くと、『前から来た子供達がちょっと変だなぁと思ったのだが、イキナリ脇にかかえていたボディバッグと腕の間に手が伸びてきて差し込まれて、こいつら脇触るてどんなに馴れ馴れしいねんと思ったら道路からデカイ声が聞こえて、ガキどもが離れていった。』とのこと。

私も到着直後の浮かれポンチな気分だったところにイキナリの洗礼だったので不意を突かれてしまったのだが、幸いにも警察官？がいてくれたおかげでなんとか事なきを得た様だった。

まぁそんな出来事もあったが、無事店に到着、入店した。

手頃な値段

入り口に掲げられている看板を見ると『Unlimited 270』の文字とサムギョプサルの写真。うん、コレコレ。同行者達も『腹減りましたわー、ガッツリ行きましょ！』ということなのでサクッと入店する。

店内はガラガラでダルそうなスタッフが1名、上の階を指差す。どうやら二階へ上がれとのこと。まーこのぐうたら加減、フィリピンクオリティ。二階に上がると、そこもお客さんはおらず、スタッフが２，３名と、奥に韓流ドラマを見ている婆さん（支配人かな？）。スタッフにテーブルを指さされ、そちらへ座る。
オーダーはもちろん食べ放題サムギョプサル3人前。それととりあえずのSML人数分。ほどなくしてまずはSMLと付け合せ（サイドディッシュ）5皿と野菜が運ばれてきた。

今回の付け合せは『キムチ』『練り物のキムチ？』『小さいジャガイモのちょっと炊いたん』『いんげん豆』『練り物の団子っぽいの』、そしてサンチュと・・・・白菜（生）。
マジっすか。サンチュじゃなく白菜で包むってアリなんですか？いやぁ、それはちょっと手が出ませんでした（汗）

ビールはお約束の『生ぬるいビール』と『アイスキューブの入ったグラス』のパターン。日本の様に瓶の時点でキンキンに冷えたのが当たり前、とまでは言わないが、ここ数年はアンヘレスでもそこまで冷えてないSMLに当たる確率は減ってきているとは思うが、ここはしっかりぬるいパターンだった（笑）

メインのサムギョプサルは3種。普通のと、漬け込みっぽいのと、部位が違うっぽいの。メニューにはたしか『Plain』『Spicy』『Bulgogi』との表記だったと思うのだが、スパイシーの部分がちょっと違う様な・・・・？ま、そこまで味等にこだわるほどの値段じゃないのでそこはスルーで。普通のと部位が違うっぽいのは冷凍カチンコチンのまま、というのもご愛嬌。どうせ火を通すわけだし、見た目生で出てきても流通段階では冷凍の可能性もあるわけだし。それなら潔く冷凍のまま出された方が逆に安心かと。

味はというと・・・・
味のついていない2種は少し豚特有の臭みはあると思うが、ガッチリ焼いてサムジャンなりごま油塩（注、ごま油塩はデフォではついてこなかったので、スタッフに頼んだ。一瞬英語でなんというのか、悩んだのだが、セサミオイルアンドソルト、で通じたっぽい）で食べればワランプロブレマ。プルコギはしっかり味がついているので少し柔らかさも感じられるかと。

まとめ

なにしろ値段が一人前無制限で270PHP。日本円に換算するのはあまり良くない気もするが600円足らず。その値段で味をどうこう言うのは二の次かと。立地条件と併せて考えるとコストパフォーマンスは上々と思う。味をいうのであればDonenooが間違いないと思う。でも私の様なバカ舌であればココでお腹を膨らせるので充分。ガッツリ派か、旨いものを少し派か、一緒に行くメンツと相談ということかな。