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2018年初夏 パタヤ&バンコク 屋台ご飯あれこれ

2018年初夏にパタヤ&バンコクを訪問した際に食べた屋台ご飯を紹介しようとおもう。

私はこれまでレストランやフードコート、ローカル食堂で食事をしていたが、あまり屋台で食事をしたことが無かった。
というのも、衛生面ということよりかは、友人とでたくさん食べる事が多かったりするのが多く、単独で食べようと思ったときにはお腹がいっぱい、ということが多かった。
今回はあえて『屋台ご飯をひとつでも多く食べる』というミッションを頭に置き、友人との食事の量を多少減らしてでも夜の単独行動の時に食べられる様、お腹を調整しながらのトライ、という風にしてみた。※紹介する値段や場所等はボヤッとした記憶を頼りにしているので間違っていたらご勘弁の程。

2018年初夏 パタヤ&バンコク 屋台ご飯あれこれ

 

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ムークロップ

ウォーキングストリートから少し裏手のソイ14か15辺りで購入。見た目で100g位の塊を指さして『幾ら?』と聞くと40Bとの事。ハサミで短冊状に切り分けて袋に入れて竹串1本と共に提供してくれた。
味は、外側はカリカリとまではいかないが香ばしく、身はしっかり下味がついている。脂身は多いが、齧るとそれがじゅわっとでてきてアルコールにピッタリ。安旨つまみ認定。しかし翌日同じところに買いに行ったが見つからず。
屋台は一期一会。奇しくもバーガールを探すのに似ているか(笑)

タイソーセージ(1)

深夜26時頃、ウォーキングストリート本筋にも屋台が出る時間に、ストリート北入口すぐの海側に出ていた屋台で購入。1本20B。
私は肉肉しい感じを思っていたのだが、どうやら肉以外になにかが混ざっている様。
ちょっと発酵味がして、『うへ、もしかしたら傷んでるのかも・・・・豚の傷んだので腹下し喰らうとエライコッチャ』と思い、完食できず。
日本に戻ってから調べてみると、どうやらタイソーセージの中でもそういう加工がされているものがあるようだ。写メのタイ文字、私はタイ文字が全く読めないのだが、イサーンのサイクローク[ไส้กรอกอีสาน]という文字が書かれてる・・・・?っぽいので、もしかしたらそれかも。
しかし、おまけでキャベツと唐辛子をつけてくれたので、コレと前に買ったムークロップとの相性が良く、そっちに20B払ったとしても値打ちがあったかなと。でももうちょっと勉強しておけば、もう少しチャレンジして食べられたかなぁ。

焼き鳥

ウォーキングストリートのだいぶ南西、ソイ16沿いに出ていた店で購入。1本10B。一部大きい手羽先2本刺しとかは20Bみたい。
今回は無難にモモっぽいの、ムネっぽいの、ハツっぽいの、ズリっぽいの、合計4本買った。
奥に置いてあるカオニャオも買おうか迷ったけど腹パン確定で勿体無いのでやめておいた。
味は日本のそれとさほど変わらない。違いは、最初から肉がタレに漬け込んであるのがほとんどで、焼いてからタレをつけるタイプではないかな。
そのせいか肉にしっかり味がついているのと、酵素系の効能かで肉が結構柔らかいと思う。
またモツ系も処理の方法が日本と同様なのか、酷いクセとか匂いは無く、日本のモツ系が食べられるのであれば全く問題なし。それが1本10B(33円)はお値打ちだなぁ。

チムチュム&ケープムー

タニヤで知り合いの日本人が経営しているカラオケにて。
グダグダおしゃべりしていたら閉店時間になり、知り合いの奥さん(タイ人ママ)さん達数人が夕食(夜食)を店で食べだした。
ちらっと見ると見たことのある土鍋とコンロ。おー、コレってチムチュムだよね。食べたこと無かったので物欲しそうに眺めてると(笑)ママさんが『タベル?』って言ってくれたので、ちょっとお相伴させてもらった。
野菜はコレといって特徴があるわけじゃないんだが、噂通りに『スープ』が清々し旨い(造語)。
鍋なので結構熱いスープなんだが、それがほわ~んと鼻に香りが抜ける感じ。
かといって香草臭が全面にボカンと出てる訳じゃなく、ちょうどいい塩梅。コレは旨いや。
既にビールやなんやらでお腹いっぱいだったのでヒトクチだけ頂いたが、次回はガッツリ食べたいなと。

またチムチュムの付け合せで、なにやら袋に入ってるスナックっぽいのがあったので聞いてみると『ケープムー』だそうな。コレも食べてみたかったんだよな。ということでこれもまたヒトクチ。
なるほど、日本でいうところの鶏皮チップスの豚版風と形容しようか。または大阪のかすうどんのかすっぽい位置づけだな。
脂身の部分を脂が抜けきるまで揚げたもの、って感じかな。
身体に悪いモノは旨いモノ、の格言通りの食べ物。
コレ、揚げる前の素みたいなのが売ってないのかなぁ、自宅でツマミに食べたい。大量に買って持って帰っても、やっぱり脂が酸化して美味しく食べられなさそうなので、素がほしいなぁ、と本気で思う。

クイッティアオ

深夜26時過ぎのソイ・カウボーイにて購入。屋台以外では何度か食べたことがあるのだが、屋台は初めて。
『クイッティアオ・ナムサイ・センヤイ』で注文。
部屋で食べたかったので、『take-away』とおねがいすると、テキパキと麺&ちょっとした野菜をゆで、スープの寸胴の中にはルクチンを入れて温めてくれる。
それらをそれぞれビニール袋にパパっと入れて、発泡スチロールのお椀と調味料とあわせて手提げ袋にいれてくれて出来上がり。たしか50B。

麺の持ち帰りって、考えてみれば結構ハードル高いんだが、スープと麺を別々に袋に入れて持ち帰る、っていう発想は、日本ではなかなか無いと思う。
そういえば二十数年前、バックパッカー時代には、フルーツジュースとか、アイスコーヒーもたしか袋に入れて、ストローを刺して飲んだ記憶があるな。
中華系の国だったかでは、ビールを生樽から袋で買った記憶もある。
衛生面やなにやを気にする余り、余計な入れ物やプラステック容器を多用するより、こっちのほうがずっと効率的でいろんなものが持ち帰りにできるよね。

持ち帰って容器に移し替えたところ。調味料セットもつけてくれている。唐辛子の砕いたの、ナムプラー、で、お約束のグラニュー糖。
麺に砂糖、コレはタイでクイッティアオを食べる時には何故か入れてしまう。合うんだよねー。日本でなにかのスープに砂糖なんか絶対に入れないのに。
ちなみにこのあと、さて食そうと思ったら・・・・兄ちゃん、箸つけてくれてないよ(汗。一緒に焼き鳥買っててよかったよ、なんとかその串で事なきを得られたが、焼き鳥無かったら・・・・

ガイトート

ソイ・カウボーイのアソーク駅側入り口のほぼ角にて購入。結構大きいサイズだが20B。
サイとドラムがあったが、私はフライドチキンはサイのほうが好きなのでサイを選ぶ。
とりたててメチャ旨というわけじゃないが、そんなに揚げたてアツアツじゃなくてもカリカリっとした歯ごたえがいい。
冷めてもカリッとさせる秘訣、教えてほしいなぁ。

タイソーセージ(2)

深夜26時過ぎ、ソイ・カウボーイ内に屋台が出没する頃、仲良くなった嬢が購入。10B。
コレもパタヤのサイクロークと同じかと、ちょっと引き気味だったんだが、嬢がヒトクチ差し出してくるので食べてみると、パタヤのそれと違って、肉っけが多く普通のソーセージに近い、またはルクチンに近いかも。これなら私も食べられる。でもパタヤのそれと見分けはつかないなぁ。

パッタイ

同じく深夜26時過ぎのソイ・カウボーイ内にて購入。50Bだったか。
いつも思うんだが、家庭で米麺を炒めると必ずと言っていいほどフライパンに麺がくっつく。なのに現地の調理を見ると、そんなに油ガッツリ使わないのにそんなに焦げ付いているイメージが無いんだよなぁ。
まぁそんなことはさておき、手早く作ってくれたパッタイをフードパックに入れてくれて持ち帰り。味付けはちゃんとグラニュー糖タップリ甘くてピーナッツの食感バッチリ。ライム(マッナオ)を別添えでつけてくれるのもいいね。

味付け豚皮焼き(タイ語不明)

これも同じくソイ・カウボーイの深夜26時前後に購入。40B。
見た目でほぼ間違いなく豚の皮の焼いたやつ、というのは判ったんだが念の為『コレ何?(What is that?)』と聞いてみた。
すると英語ではわからない様だったんで、試しに『ムー?(豚?)』とか『ピュー?(皮膚?)』とか『ヤーン?(焼いたの?)』とか、知ってる限りのタイ語で聞いてみると、ウンウンと頷いてくれたのでたぶん合ってる。
沖縄でいうところのチラガーとかの歯ごたえに近いんだろうな、と予測して注文。

おもむろにビニール手袋をつけてハサミでジャッキジャッキと切ってくれる。
で、最後に竹串1本つけてくれてお持ち帰り。
予測どおり歯ごたえはチラガーのソレそのまま。柔らかいゴム片の様(表現が上手くないか^^;)。クチャクチャ、クニュクニュした食感、コレがたまらなく旨い。
味付けがしっかり出来てるので、芯まで味が染みてる。こりゃあ旨いわ。
しかし先にしこたまアルコールやなんやを呑みまくり、甘さ満開のパッタイを食べたりでさすがにお腹いっぱい。でもコレをそのまま捨ててしまうなんて超勿体無い。
ということで持っていたジップロックに入れてキッチリ密閉してカバンの中に忍ばせ、帰国便のエアアジアの機内でこっそりシンハと共にモグモグクニュクニュと食べたのは一応ナイショということで。

番外編

屋台ご飯にはやっぱりアルコールが必要、ってことで毎回いろんな銘柄をコンビニで選んで購入していたのだが・・・・
瓶のシンハーやチャーン、レオと並んで陳列してあった『Sato siam』、実にまずかった。

その時、私が飲み物を選んでいると、一人の年老いたローカル、それも失礼だがちょっと薄汚れた風体のローカルが、瓶の中で一番安かったコレを1本だけ購入していったのを見て、『お、もしかしてこれはタイの中でも一番安く酔える飲み物か?!』と思って購入した。
しかし部屋に持ち帰ってのんでみると・・・・ヒトクチ飲んで『うげ、コレ傷んでるのか??!』と思うほど。帰国後よくよく調べてみると、どうやらシンハやチャーンとは種類が違うものなのね。

※ちなみにこれを買ったのはウォーキングストリート入り口に近いセブンイレブンで深夜26時頃。
本来ならばタイでは深夜にアルコールを買う事は出来ないのだが、このお店に限っては購入することが出来た。
法律で深夜販売は禁止されているはずなのでこのお店の販売が続いてくれるのか、たまたま間違って買えただけなのか不明だが、深夜にアルコールにあぶれた時には一度覗いてみては如何かと。

たまぁにこういうのにも当たるけど、それも地元メシ、屋台ごはんを食べるひとつの醍醐味かなと思う。

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